未来へのヒントは、
都市x農山漁村の往来にある。

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CONCEPT

いま、これまでの価値観が大きく揺らいでいます。

「社会はどうあったらよいのか」
「人間はどう生きたらよいのか」

企業も個人も総力を挙げて新たな
社会・仕事・生き方を構想すべき時代です。

そのために私たちは、日本の農山漁村の
営みにヒントを求めようと考えています。


土地土地の気候風土とともに
1000年以上、暮らしをつないできた

里地・里山・里海の営みは時代遅れどころか

これからの「懐かしい未来」ではないでしょうか。

四季折々の山海の幸と
それらを生産・加工する知恵と技術、

地縁にもとづく人間同士のコミュニティ。

刺激や派手さは少ないですが、
都会とは異世界の豊かさが存在します。

本質的なSDGsに繋がる事業着想のヒントがここにあります。


解剖学者である養老孟司さんが、
都会人には、1年のうち
一定期間の
農山漁村滞在が必要だ、と
「逆参勤交代」の必要性を説かれました。

リモートワーク時代だからこそできる
都市と農山漁村の往来は、

私たちが忘れかけていた本能を起動し、

AIやロボットでは知覚できない
「かけがえのないもの」を学び直し、

ビジネスパーソンをアップデートしてくれることでしょう。

ABOUT.

留村とは?

留村プログラムとは、都市在住の企業勤務者や個人事業主、
フリーランスの方が、過疎農山漁村に一定期間滞在し、
日本の農山漁村への深い理解や、都市では得られない
地方創生事業着想のヒントや機会、 ライフスタイル変革の気づきなどを得るプログラムです。

困難に直面する地球社会の課題を解決していくために、日本の農山漁村の営みから学び直し私たちをアップデートします。

また、地域から未来を創る仕事への足掛かりをつくろうとされる皆さまのキャリア開拓を応援します。


留村の舞台は、人口約2,500人の岩手県普代村(ふだいむら)です。

岩手県普代村

  • 普代村
  • 普代村
  • 普代村
  • 普代村

  • MYプロジェクト立案
  • 普代村での
    プログラム
  • 地球のしごとゼミ
    (オンライン)

温泉(人口ヘルストン)付きコワーキングスペースである、
BLUEBASE FUDAI(国民宿舎くろさき荘)に
宿泊・滞在いただき、土日祝日を利用して

左記3つのサービスをご利用いただきます。

普代村でのプログラム

普代プログラムにて
お会いする
予定の皆さん

商店街で輝く一番星。 丁寧で真摯な接客とアイデアの光る商品開発、コスプレデーやSNSによる情報発信でファンをつくり、思わず「また来たい」「また食べたい」と思ってしまうお店づくりに励んでいます。 肉屋店主で料理人である一方、音楽家の側面も持ち、町のお巡りさんらと組んでバンド活動で村全体を盛り上げています。

県内でも数少ない神経締め師で、その技術と経営センスでカネシメ水産を支える重要人物。 締めれば締める程に面白くもなり難しくもなるのが神経締め。 「こうすればいい」という答えはないと言い切り、より美味しい魚を全国に届けたいと常に進化に向かっています。

普代村で20年以上続く社交場「キャッツアイ」の女将。 男性も女性も、老若男女みんなの心が安らぐ空間づくりがモットー。 長年の経験によって培われたサービス論は必見です。 道の駅のすぐとなりで村の交流を一緒に盛り上げてくれます。

岩手県普代村の地域おこし協力隊卒業後、廃業した村の老舗豆腐店を復活させた。村内での移動販売サービスが人気。御用聞き買い物代行もスタート。 地域おこしにつながるいろいろなアイデアを考え実行しています。

田野畑村のフレンチレストラン「ロレオール田野畑」シェフ。 岩手県の食材・工芸品のPRを手がけるほか、商品開発など地域活性化分野で幅広く活躍。 2017年、農林水産省の料理人顕彰制度「料理マスターズ」でシルバー賞を受賞。

東京農業大学在学時、猶原恭爾理学博士の指導を得、20歳で山地酪農の実践を決意。 大学卒業後、決死の覚悟で田野畑村に移住、10年に及ぶランプ生活など極貧の中で山地を開拓。 1996年に田野畑山地酪農牛乳が誕生、2009年より田野畑山地酪農牛乳株式会社となる。 2019年、テレビ岩手開局50周年記念事業として、吉塚一家の山地酪農を追った24年の記録映画『山懐に抱かれて』が公開されています。

  • 普代村の野菜
  • 解体
  • 建築
  • 農家
  • 魚の保存食
  • キャンプファイヤー
  • 農家
  • 建築

地球のしごとゼミ(オンライン)

NPO法人地球のしごと大學との連携により、同大學が実施する地球のしごとゼミ2023の講座のうち1回のみ無料で参加いただけます。

農業、林業、漁業、狩猟、畜産、衣服、住居、食、エネルギー、教育、医療、ものづくり、思想哲学、日本的精神、働き方、子育て、地域商社、コミュニティナース、地域通貨、食生活、サテライトオフィス、ゴミ・リサイクル、福祉、移住、流域経済圏、SDGs、様々な講座・学部が開催されています。

オンラインで受講可能な講座と、現地でのフィールドワークの2種類があります。

地球のしごとゼミ

MYプロジェクト立案

「ご自身のスキル・経験」x「地域の課題・機会」=MYプロジェクトです。

ここ普代村でMYプロジェクトを生み出す挑戦を応援します。

普代村での現地体験や、地球のしごと大學の受講などを通じて見えてきたプロジェクトのタネを11月~12月で形にしていきます。

留村プログラムを通じて机上の空論ではない、地に足の着いた企画づくりを支援します。 農山漁村での課題発見、課題解決のための一連の企画提案に関して当社アースカラーとともに学ぶことができます。

プログラム進行スケジュール2023

募集内容について

プログラム名

留村(りゅうそん)

開催地

岩手県下閉伊郡普代村

開催期間

2023年7月〜2023年12月

説明会

zoomでのオンライン説明会を実施します。

内容

1.普代村を中心とした北三陸の持続可能な地域作り構想について

2.留村プログラムとは? コンセプトとプログラムの具体的な説明

3.質疑応答

運営者である株式会社アースカラーの代表/高浜大介がご説明します。

日程

個別にて実施しております。説明会申し込みフォームにてご連絡ください。

募集人数

各回5名程度

まずは説明会へご参加ください!

対象となる方

・農山漁村での複業の機会や移住先などを探している方

・岩手県普代村に興味関心があり、まずは行ってみたい、という方

終了後イメージ

プログラム終了後、普代村など北三陸地域にて引き続き活動をされたい方は、「地域活性化企業人」制度や「地域おこし協力隊」制度などを用意しております。

参加料金

無料

※留村1回ご参加につき、地球のしごとゼミ1回の参加費を無料とさせていただきます。


※普代村までの旅費交通費、くろさき荘での宿泊費は実費支払いです。

申し込み

基本的には先着順としますが応募動機を考慮する場合がございます。こちらのフォームに記入の上、送信ください。(各回毎にお申込みいただけます)

その他
運営マネージャーも募集しています

普代村に住み、アースカラーとともに留村プログラムを運営してくれるマネージャーも同時募集しています。 詳しくは募集要項をご覧ください。

  • RECRUIT
  • RECRUIT
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ご案内

ワークスペース「BLUE BASE FUDAI」は、コワーキング可能なワークスペースです。青の象徴である 「海」と「空」のパノラマが広がるワークスペースを是非ご堪能ください。

くろさき荘BLUE BASE

  • BLUE BASE FUDAI
  • BLUE BASE FUDAI
  • BLUE BASE FUDAI

人口は約2,500人、面積は69.66k㎡で、県内では最も小さな村ですが、県庁所在地の盛岡市からは車で2時間となり、道中では岩手の素晴らしい四季を堪能することができます。 夏は、三陸北部海岸特有の冷涼なヤマセの影響により避暑地ともなり、冬は、三陸沿岸部は降雪も少なく暮らしやすい自然環境と言えるでしょう。

産業は、三陸の豊かな自然の恵みがもたらす「水産業」が基幹産業となり、「秋鮭定置網漁」「養殖ワカメ」「養殖コンブ漁」が盛んで、 特に太平洋の外洋で養殖される普代のコンブは肉厚でやわらかく、加工した「すき昆布」は村の特産品となっています。 農林業においては、冷涼なヤマセを活かした「ほうれんそう」や品質の良い「しいたけ」の栽培が盛んです。 黒崎園地、普代水門、割澤鉄山跡地がスポットとなっている「三陸ジオパーク」、 三陸復興国立公園をトレッキングできる「みちのく潮風トレイル」、 伝統芸能では、国の重要無形民俗文化財に指定される「鵜鳥神楽」などを有しており、 観光地としても非常に優れた評価をこれまでもいただいてきました。

村の中央部にある商店街は、今の時代となっては珍しいほどに活気に溢れています。 精肉店、菓子屋、靴屋、美容院、化粧品店、居酒屋、ガソリンスタンド、スーパーが一体となって 商店街を夜まで盛り上げてくれているのは村が未来に誇れる一つの光と言えます。

普代村を盛り上げている
ゆかいな皆さん

古川 美加子さん(キャッツアイ)

普代村で20年以上続く社交場「キャッツアイ」の女将。 男性も女性も、老若男女みんなの心が安らぐ空間づくりがモットー。 長年の経験によって培われたサービス論は必見です。 道の駅のすぐとなりで村の交流を一緒に盛り上げてくれます。

上神田 敬二さん(上神田精肉店)

商店街で輝く一番星。 丁寧で真摯な接客とアイデアの光る商品開発、コスプレデーやSNSによる情報発信でファンをつくり、思わず「また来たい」「また食べたい」と思ってしまうお店づくりに励んでいます。 肉屋店主で料理人である一方、音楽家の側面も持ち、町のお巡りさんらと組んでバンド活動で村全体を盛り上げています。

金子 太一さん(カネシメ水産)

県内でも数少ない神経締め師で、その技術と経営センスでカネシメ水産を支える重要人物。 締めれば締める程に面白くもなり難しくもなるのが神経締め。 「こうすればいい」という答えはないと言い切り、より美味しい魚を全国に届けたいと常に進化に向かっています。

高浜 大介

株式会社アースカラー
  代表取締役社長 高浜 大介 (たかはまだいすけ)

1979年生まれ 株式会社アースカラー/ NPO法人地球のしごと大學/ 一般社団法人燈の代表を務める。 東京都墨田区出身、岩手県普代村・田野畑村在住

2010年、地球や大地と共生する職業人づくりを目指して株式会社アースカラーを設立。  「地球のしごと大學」というプラットフォームを通してこれまで約100人の農山漁村への移住やオルタナティブな仕事創りを後押し。 自身も千葉県にて約1ヘクタールの田畑にて無農薬・無化学肥料のお米や大豆を作り、 農業体験などを主とする教育農場運営なども経験。 2018年より岩手県田野畑村に家族で移住。 都心からの移住希望者の受け皿を作り、サステナブルな地域社会経済のモデル創りを過疎地から挑戦中。 地産地消レストラン事業、水産加工品事業や森のようちえん事業など過疎農山漁村の外貨獲得、暮らしの魅力化、域内経済循環事業の立ち上げを仲間と平行して手掛ける。 2女の父。

IMPORTANT.

留村プログラムで大事にすること

日本の農山漁村が続けてきた、
持続的で本質的な課題解決力を養おう

SDGs時代、必要なのは全方位に配慮があり、地に足の着いた解決策です。
都市では何もかもが速いことが特徴です。 人間社会の都合のもと、自然の摂理などは無関係に進みます。 金銭は飛び交い、一見合理的かもしれませんが、対処療法的であったり、廃れるのも速いです。

一方、農山漁村では、ものを言わない土着の神様や地域を守り続けてきたご先祖様、山川草木、動植物たちもステークホルダーです。 意思決定要因が複雑系です。 その分、SDGs時代に求められる、人と自然が共生する社会のための意思決定が見られます。 私たちアースカラーの考える地域おこしに関する勉強会なども中途に開催し、農山漁村の価値観とその良い点悪い点の本質を理解し、これからの持続する地域社会を創造するための、本質的な課題解決力を醸成します。

文武両道を目指そう

どれだけ分析が上手でも、どれだけプレゼンテーションが上手でも、実行されなければ意味がありません。 農山漁村でのリーダーシップは 「スコップの先端」にあります。 小さくても一歩を踏み出し、馬鹿にされても笑われても信じる道を自ら実行することです。 その積み重ねが信用を生み、実行の経験が人間の主体性を育みます。 農山漁村での「文」とは、経験則だけなどの狭い世界に留まるのではなく、世界に見聞を拡げ、良く学び、現実を客観的に見られるようにすることです。 「武」とは、とにかく実行し現場で汗をかくことです。 頭でっかちな評論家・傍観者にならずリスクを取ってやってみる勇気と行動力を持つことと定義します。

「文武両道」に人はついてきます。
日本の普遍的なリーダーシップのスタンスである「文武両道」を大事にします。

幸せとは何か。
社会関係資本リッチな状態である。

農山漁村のしごとは3つあります。 「暮らし」「務め」「稼ぎ」です。 都会ではお金を稼ぐ「稼ぎ」仕事一辺倒ですが、地域ではそうではありません。 暮らし仕事や、務め仕事、稼ぐ仕事も複数あることで関係性に厚みが生まれ、個人を繋ぐネットワークの糸が複線・重層化します。 これが社会関係資本の増大です。 さまざまな局面で他者や地域、自然界に求められる人となります。

金融資本がリッチであることよりも、この社会関係資本のリッチさが個人の幸福度やwell-beingに大きく関係します。 「暮らし」「務め」「稼ぎ」のバランスを意識したライフスタイルを心がけます。